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2005-12-29

早春スケッチブック その2

早春スケッチブック DVD-BOX
早春スケッチブック DVD-BOX 岩下志麻 山崎努 鶴見辰吾

おすすめ平均
starsこれは観よう。学校では学べない人生ドラマ。
starsこれは至上のホームドラマです!
stars今だからこそなおさらに
starsいろいろな意味で個人的にも特別な作品
stars山田ドラマの頂点

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年末の休みに一気に見た。
やっぱり面白い。

「たった一人の人間が世界を動かすこともある。」「骨の髄までありきたりだ。」「この善人が。」「夢中になれるものが無いのは恥ずかしい。」「行儀のいい大人にはなりたくない。」40台後半の山崎勉ふんする沢田竜彦が怒鳴るように吐く台詞は受験生の和彦の胸に突き刺さると同時に、視聴者にも痛烈な印象を与える。山崎勉の演技も激しく、かつ細かにありきたりでない人生を送ってきた沢田の生き様へのこだわりと不安を表現している。

DVDの特典映像は「山田太一・山崎勉」「岩下志麻・鶴見信吾」「山田太一・岡田恵和」の2005年の対談。

放送当時、寺山修二がとても熱心にこのドラマを見ていて、沢田竜彦を自分に、河原崎長一郎ふんする望月昇一を山田太一に置き換えて観ていたこと。放送が終わるたびに山崎と山田に電話して感想を伝えていたりしたこと。出演者の中で一番沢田に近い人生観を持って人生を生きていたのが実は河原崎長一郎だったことなど、作品製作当時のエピソードや役者の思い入れなど、なかなか濃い内容の対談だった。

それにしても河原崎長一郎という俳優の以外な一面の話は驚きだった。昨年亡くなられてしまったが、あの風貌や雰囲気からは感じ取れない「太く、短く」の剛毅な人生を生きられた河原崎さん。改めて見直した。

20年前の全国みな中産階級といった様相だった当時の日本のありきたりな家庭の幸せを突き崩すような沢田の台詞。山田太一のドラマの中でもこんなに激しいのは珍しいだろう。最近の軽いドラマになれてしまっている人にはとってもヘビーな印象があるかも知れないが、決して難解で観辛いドラマというわけではなく、どんどん話に引き込まれていく。

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